F値と言われてピンとくる人は、カメラに少しハマっている人だと思います。
ここでは、私が初心者のころよく分からなかったF値について、覚え方も含めて初心者向けにご説明しようと思います。
少し一眼レフをかじり始めると、ただでさえコンデジとは勝手が違う上に、ISOやら焦点距離やらF値やらシャッタースピードやら、専門用語がたくさん出てきて、わけがわからなくなる人が多いかと思います。
私もです。
「シャッター優先」とか、「絞り優先」などもよくわからなかったので、何も考えずにオートモードでしばらく写真を撮っていました。
今でも多少オートモードは使いますが、やはり細かい設定を理解した上で、シチュエーションに合った設定で撮れれば、本当に綺麗に写したいものは綺麗に写せるようになります。
ということで、今日はわけのわからないカメラ専門用語の一つ、「F値」について、かいつまんで説明します。
カメラを学び始めた時によく聞くのが、
F値=絞り
という説明ではないでしょうか。
しかし、私は本当に無知だったので、
絞りって何ですか?
と、最初の頃は思いました。
今になって少し考えたうえで意訳をしてしまうと、絞るというのは、「焦点を一つに絞ってフォーカスする」というようなニュアンスです。
レンズを絞ると、一カ所にフォーカスするから、背景がボケるし、
フォーカスした部分の光を強く取り込みます。
なので、F値はボケと明るさをコントロールする数値というイメージですね。
FはフォーカスのFです。(嘘)
フォーカスする範囲(F値)を小さくすると、ボケが強く明るくなり、フォーカスする範囲(F値)を大きくすると、逆に全体に焦点が合い、写真全体は暗く写ります。
これだけ理解しておけば、あとはきっと撮りながらわかってくると思います。
これだけ理解した上で、絞り優先モード(AV)で少しF値を変えながら撮影をしてみると、もう二度と忘れないようになると思います。
それくらい、撮れる写真の見栄えが変わるからです。
細かいことを言うと、もっと詳細な説明はできるのですが、お勉強みたいになると、ちょっと疲れてしまうので、少し学んだらあとは試してみるくらいの気持ちで、固く考えずにやってみても良いのかと個人的には思います。
ちゃんとカメラの特性を理解して、綺麗に撮れるような設定をしているかどうかも、売れる売れないというところに関わってくると思うので、少し興味を持って見てみてください。
ちなみに、「単焦点レンズでストックフォトをさらに楽しむ」の記事でも書きましたが、単焦点レンズの写真が一眼レフっぽいのは、レンズ自体のF値(レンズの基本設定があります)が低く、背景がボケやすいからです。
興味のあるかたはこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
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